ツイッターで彼のアカウントをフォローするようになったのは、マルーン5の音楽が好きだから、というのは、もちろんですが、2012年11月の大統領選の頃、彼が明確にオバマ支持を表明していたのが、興味深く思われたから。以来、ずっと彼のフォロワーのままでいます。時々入ってくるツイート、これがなかなかおもしろい。彼が「業界随一の色男」というのも、なんだかわかる気がします。アダム・レヴィ―ンのツイートから、彼の魅力について考えてみることにします。
1:堂々としていて押し出しがいい
6 Dec "I will never apologize for having opinions."
「意見があるってことで、謝ったりはしない」
3 Jan "When someone tells me "grow up" I always answer with, 'why?' "
「誰かに『大人になれよ』って言われたら、いつもこう答えることにしている。 『どうして?』」
3 Jan "New Years resolution: be more awesome."
「新年の抱負:今よりもっとスゴイやつになること」
2:なかなか鋭い洞察力
13 Dec "The only thing cooler than not liking 'cool music' is not even knowing what 'cool music' is."
「『カッコイイ音楽』は好きじゃない、というのよりもカッコイイ場合が1つだけあって、それは、どういうのが『カッコイイ音楽』かなんてわからない、っていう時」
15 Jan "BE an artist. Don't claim to be one. It just never sounds good. 'I'm an artist.' "
「アーティストには『なる』ものだ。自分はそうだ、と『言う』ものじゃない。『オレはアーティストだ』と自分で言って、いい感じに聞こえたためしはない」
31 Jan "Optimism and delusion are two TOTALLY different things."
「楽観と幻想の2つは、まったく別物だ」
15 Feb "It seems like life's most poetic moments never occur when you want them to. I guess that's part of what makes them poetic."
「人生で最高に詩的な瞬間というのは、起こって欲しいと思っても起きるものじゃないみたいだ。そういうところがあるからこそ、詩的なんだろうな」
3:小さな男の子みたいにかわいい
29 Nov "I want a baby tiger."
「トラの赤ちゃんが欲しい」
26 Feb "I want blueberry pancakes with tons of butter and maple syrup. And I want them NOW."
「バターとメープルシロップがたっぷりかかった、ブルーペリーパンケーキが食べたい。しかも、今すぐに」
4:謙虚に自分を客観視して、たまに自己嫌悪に陥ったりしている姿が共感を呼ぶ
13 Mar "Why do we idolize celebrities? If you guys knew how lame most of them were you'd be amazed. Myself included. So lame."
「何で、有名人を崇拝するんだろう?もし、そのほとんどが、どれだけつまらないかわかったら、きっと驚くぜ。自分もその一人だけど。ものすごい退屈なやつだよ。」
24 Sep "by the way, im NOT an artist. i sing in a band and i make music with my friends."
「ところで、オレはアーティストなんかじゃない。バンドで歌って、友達と音楽作ってるだけだ」
27 Sep "The thing about idiots is that they don't know they're idiots. Which is why it's so easy for me to sleep at night."
「バカについて言えるのは、バカには自分がバカだってことがわからないってことだ。だから、オレは夜、すぐ眠れるんだ」
先日、久しぶりにツイートが入ってきたな、と思ったら、連続ツイートで、しかもなんだか元気が無いご様子。
Feb. 26, 2014 "So crazy. Every time I hear @blakeshelton talk on the show, I'm just amazed by his wisdom. I would choose him as my coach." "These sneak peaks*really show off how ridiculous I am as a person…" "Every time I lose an artist to another coach on The Voice, I pick up People Magazine to remind myself I'm sexier than they are." "I actually have the audio recording of the Voice audience yelling "ADAM" and it plays on loop in my house 24/7" "Did ya'll see me roll on the floor after I won that?!?!?! I'm so crazy… but seriously, I'm crazy."
(「ああ、ダメだ。ブレイク・シェルトンがこの番組で話すのを聞くと、いつも、ブレイクの賢さにびっくりするんだ。オレだったら、コーチにブレイクを選ぶ」「こういう本音って、自分が人間として、どれだけバカかってことを、さらしてしまう・・・」「『ヴォイス』で別のコーチに負けるといつも、雑誌『ピープル』を手に取って、やつらよりもオレの方がセクシーだっただろ、って自分に言い聞かせるんだ」「『ヴォイス』のお客さんたちが『アダム!』ってかけ声をかけてくれてる録音テープだって持ってる。家では、それを年中無休でエンドレスで、かけてるよ」「勝った時は、床を転げまわってしまうのは、みんな見て知ってるだろ?おかしいよな。・・・いや、マジで、オレはおかしい」ブレイク・シェルトンを尊敬して、自分はダメだと落ち込んで、そして、気を取り直すために、「もっともセクシーな男性」に選ばれた『ピープル』を手に取って・・・。スケールの差こそあれ、自信(の無さ)、自負と自己嫌悪の渦巻く、あの複雑な嫌な気持ち、誰しも経験があるところではないでしょうか。しかし、何もそこまで、正直に自己開示しなくてもよさそうなものなのに、そのままツイートしてしまうあたり、なんともアダムらしい。あるがままの自分を、まずは、自分で受け止める。その上で、まるごと等身大で体当たりしてくる。そんな彼の在り方が、アダム・レヴィ―ンの一番の魅力なのかもしれません。
引用 Adam Levine's twitter account: Adam Levine @adamlevine
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